文系ニートのためのブログ

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元ニートが教える志望動機の作り方【結論:〇〇が喜んだらOK】  

 

どうも、ひまごです。

ニートして2年、大阪でサラリーマンをやっています。

 

今日は「ニートの志望動機の作り方」について。

 

結論は「社長が喜ぶ志望動機を作る」です。

 

ニートの志望動機に必要なもの

どうして会社は志望動機を聞くのでしょうか?

答えは「求職者の本気度を確かめたいから」です。

 

社長は不安です。

求人にはお金がかかっていることが多い。

採用した人がすぐやめたらお金の無駄になります。

 

「すぐやめたらどうしよう…」

「やる気ある人が来てくれるかな…」

 

だから、社長の不安を解消してあげることが大切です。

それが採用につながるからです。

 

どうすれば本気は伝わるか?

結論は「面接前にちゃんと下調べをする」ことです。

 

たとえば、あなたの友人がダイエットをするとします。

 「今回は絶対に痩せてやる!」と息巻く友人が、

今まで通りお菓子を食べまくっていたらどうでしょう?

 

「あ、こいつ今回もダメだな」と思いますよね?(笑)

それと同じことが面接にも言えます。

 

本気は行動でしか伝わらないんです。

いくら言葉ですごいことを言っても、それだけではダメ。

そのために欠かせないのが、下調べをすることです。

 

たとえば、下記のことは調べないとわからないです。

  • 応募する会社の注力している分野
  • 業界他社の情報

 

応募する会社の情報は、ホームページを見ればわかります。

業界他社の情報は、「広告(業種)大阪(地域名)」みたいにググればいいです。

 

社長が喜ぶ志望動機の作り方

さて、ここまでで志望動機に必要なものは揃いました。

いよいよ「具体的な志望動機の作り方」を説明します。

 

志望動機でよく社長がする質問があります。

「なぜ、うちを選んだの?」というものです。

 

これは言い換えると、

「他社にない、うちだけの魅力を教えてください」

ということです。

 

じつは、社長も「うちだけの魅力」なんてわかっていません。

なぜなら、本当に他社と違う点などほとんどないからです。

 

世に出回る求人広告を見ればわかります。

どれも似たりよったりですよね?(笑)

つまりはそういうことです。

 

だから「御社だけの魅力」は、あなたが代わりに作る必要があります。

 

どうやって作るべきか?

たとえば、求人広告に「働き方は自由」と書いてある場合。 

 

これは裏を返すと、社長に明確なビジョンや方針がないということです。

「会社をこうしたい」というのがなく、惰性でやっているケースが多いです。

あとは、社長自身が責任を負いたくないとかですね。

 

これを良いように言い換えてあげるわけです。

たとえば、こういう感じです。

 

「志望動機は、働き方が自由という点が魅力だからです。

働き方が自由ということは、その分だけ責任が求められるのだと思います。

私は他人よりも責任をもって仕事ができるようになりたい。

だから御社を志望しました。」

 

こんな感じでしょうか?

社長が「責任は負いたくない」人なら、すごく喜ぶと思います。

 

逆質問の作り方

たとえば、さっきのように「働き方が自由」と求人広告に書いてある場合。

「働き方が自由」って、よく考えるとすごく曖昧な書き方ですよね?

 

逆質問では、この曖昧な点を尋ねればいいのです。

  • 働く時間帯が自由なのか?
  • それとも仕事の進め方が自由なのか?

求人広告では分からなかったので教えてくれませんか?

という感じです。

 

逆質問は、下調べをアピールする最大のチャンスです。

「逆質問が大事」と言われるのは、こういう理由があるからなんです。

 

さいごに

ニートの方は、面接を受けるの久しぶり、もしくは初めてという方が多いと思います。

そんな状況だから、面接の受け方がわからないのは当然です。

 

大丈夫です。企業の社長や人事も面接のやり方はよくわかっていませんから(笑)

 

面接は会社があなたを見る場でもありますが、あなたが会社を見る場でもあります。

つまりは、お見合いや合コンと同じです。

少しでもいい会社とマッチングできるように、心から願っています。

ニートの社会復帰はコンビニバイトがいいかも【就職はその後でもOK】

どうも、ひまごです。

ニートして2年、大阪でサラリーマンをやっています。

 

今日はニートの社会復帰はコンビニバイトがいいかも」という話をします。

 

ぼくも学生時代にコンビニでバイトしました。

そのときの体験をふまえて書いたので、最後まで読んでくれると嬉しいです。

 

ニートの社会復帰にコンビニバイトはおすすめ

理由は大きく3つあります。

  • いろいろな人が働いている
  • 忙しいけど基本はルーチン
  • 人慣れできる

 

・いろいろな人が働いている

ぼくがコンビニバイトだったときも、副業のサラリーマンやバンドマンや留学生など、いろいろな人がいました。

 

いろいろな人がいると、元ニートでも浮きにくいです。

 「ニートやってたんです」

と言っても

「あ、そうなんだ。大変だったね」

くらいであっさりと受け入れられます。

 

いきなり一般企業に行くよりも、働きやすさは上だと思います。

 

・忙しいけど基本はルーチン

コンビニバイトってやること多くて大変!というのが昨今の風潮です。

しかし、ぼくの経験からいうと、慣れたら大したことないです。

 

なぜなら、やることがだいたい決まっているから。

 

ぼくはコンビニ時代、学生街の店舗で働いていました。

学生街なので、けっこう忙しかったんですけど、

基本的なことは1ヶ月でだいたい覚えられましたし、

公共料金の支払いとかは、先輩が初めは手伝ってくれました。

 

・会話の練習ができる

コンビニは接客業なので他人と接するチャンスが増えます。

ニートは家族以外の他人と会話をするのが大切です。

 

他人と会話することで、社会復帰の実感を持つこともできます。

コンビニだと、話す内容もマニュアルなので心配もいらないです。

「知らない人と話すのが怖いな…」という人ほど、良い練習になります。

 

ちなみに、ぼくも学生時代にコンビニでコミュ障を治しました。

 高校が男子校だったので女性と会話するのがとくに苦手でしたが、

コンビニバイトのおかげで見事に克服できました。おすすめです。

 

どんなコンビニで働くべきか?

結論は「採用してくれる店舗」です。

ニートでも採用してくれる=ニートに理解があるからです。

社会復帰の一歩目なので、働きやすいに越したことはないですからね。

 

また、外国人が多い店舗もオススメです。

店長に理解があって、考えが柔軟な場合が多いからです。

 

バイトは立派な社会復帰

「正社員で就職しないと社会復帰とはいえない」

という方がいますが、ぼくは違うと思います。

 

20代ならコンビニで1年働いた後に、正社員として働くのでも遅くないです。

ぼく自身も一般企業に再就職する前は、1年間アルバイトをしていました。

 

アルバイトでも働いた実績があれば、企業面接での印象もまったく変わります。

もちろん、コンビニが好きならそのままコンビニで就職するのもありです。

 

「とりあえずはバイトからでもいいか」

そういう軽い気持ちで全然いいと思います。

 

3年先の将来とか考える必要なんてありません。

ゆるく少しずつやっていけばいいと思います。

「ニートは甘え」と怒る人が正しい理由【結論:ニートは〇〇だから】

ニートは甘え」

 

そう言って怒る人は多い。

たしかに、自分は働いているのに、だらだらしている奴がいたら、むかつくかもしれない。

 

どうして、むかつくのだろうか?

 

改めて考えると疑問が残る。

ニートがだらだらしようが、彼らの仕事量が増えるわけでない。

 

なのに、なぜニートは嫌われるのか?

 

結論は「ニートは悪だから」だ。

 

役に立たないものは悪

アメリカでやっていいことは、インドではやったらダメかもしれない。

文化によって価値観はまったく違うからだ。

 

いまの日本の価値観とは何だろう?

 

答えは「役に立つものは良い」というものだ。

逆に言うと「役に立たないものは悪い」ということになる。

 

Amazoneが人気なのは、役に立つからだ。

 

安く早くたくさんの人に利益を与えてくれる。

Amazonが役に立っている事実を否定する人は、なかなかいないだろう。

少なくとも、Amazonを日常的に使っている人のなかには。

 

では、ニートはどうだろう?

 

言うまでもなく、ニートは役に立たない。

 

家にいてメシを食うだけだ。

場合によっては、家族に危害を加えたりもする。

 

この時点では、犬などのペットと同じだ。

 

しかし、ニートはペットみたいに可愛くもない。

ニートVSペットは、ニートの敗北なのだ。

 

だから、ニートは日本では嫌われてしまう。

 

悪は滅ぶべしこそが人類の歴史

人間にとって、つねに悪は滅ぼすべき存在だった。

 

だから、キリスト教はたくさん異教徒を殺してきた。

キリスト教徒にとって、キリスト教以外の信者は悪だからだ。

 

いまの日本における悪は、役に立たないものすべてである。

 

だからこそ、役に立たない自然を破壊して、ショッピングモールを建てる。

だからこそ、愛想の尽きたペットをためらいなく路上へ捨てる。

 

それが、いまの日本では正しいからだ。

 

ニートに残された選択肢

結論は「誰かの役に立つ」か「死ぬ」かだけだ。

どれだけ嫌がろうと、いまの日本ではそうするしかない。

 

…と、厳しいことを言ってみたが、

「役に立つ」とは、必ずしも企業で正社員をやることではない。

 

どんな形であれ、誰かの役に立ちさえすればいい。

べつに正社員ではなくて、アルバイトでもかまわない。

 

役に立ちさえすれば、日本では生きていける。

既存の職業にこだわる必要もない。

 

他人の話を聞いてあげるだけでも、充分に役に立つ。 

また、「山奥ニートというのも、近ごろは有名らしい。

限界集落で暮らすことで、地域のお年寄りの役に立ったりするそうだ。

 

business.nikkei.com

 

つまりは、なんでもいいから他人の役に立てばいい。

 

また、その際、めちゃくちゃ有能である必要はない。

 

普通の人にできることを、普通にやるだけでいい。

そう考えると、少しだけ生きるのがラクになる。

 

関連リンク

www.amazon.co.jp

なぜ高学歴ニートは生まれるのか?【結論:〇〇〇思考が原因】

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どうも、ひまごです。

ニートして2年、大阪でサラリーマンをやっています。

 

今日は、なぜ高学歴ニートは生まれるかについて。

 

結論はコスパ思考」が原因です。

 

コスパ思考は視野が狭くなる

コスパ思考は、ゴールへの最短ルートしか考えられません。

その障害になるものは、すべて排除してしまいます。

 

例えば、やりたいこと探しをしている人は、

自己啓発本ばかりを読んで、他の本はほとんど読みません。

 

しかし、障害や無駄のなかにこそヒントはあるのです。

 

「仕方なくやっていたことが、後になって役に立った」

 という話を、成功者からは本当によく聞きます。

 

山口周さんも、過去にこういう話をしていました。

diamond.jp

コスパ思考は挫折しやすい

コスパ思考で何かをやるとき、そこには具体的な目標があります。

 

たとえば、最近の筋トレブーム。

 

「メンタルが良くなる」「モテる身体が手に入る」

など、やる目的がとても具体的です。

 

じつは、具体的な目標は挫折につながります。

 

「メンタルが良くなる」「モテる身体が手に入る」

 

こういう具体的な目的で筋トレした人は、

これらの効果を得られないと「失敗した!」と思うわけです。

 

これと同じことを、メンタリストDaiGoさんも言ってますね。

toyokeizai.net

 

コスパ思考を捨てるには?

結論は「いつもと違うことを1日1回やる」です。

 

たとえば、こんな感じです。

 

  • いつも肉を食べる→魚を食べてみる
  • スマホでメモをとっている→紙とペンで書いてみる
  • あまり運動しない→筋トレをしてみる

 

コツは目的を曖昧にすることです。

目的を曖昧にすると、挫折しづらくなります。

 

たとえば、

「筋トレするとメンタルが良くなるんだ!」

ではなく、

「筋トレすると何かが起こるに違いない!」

みたいにやるわけですね。

 

じつは、ある世界的企業も「いつもと違うことをやる」を取り入れています。

 

答えは、グーグルです。

 

グーグルの「20%ルール」は、働く時間の20%を、

自分が関心のあるプロジェクトに充てるというものです。

 

人間はいつも同じことをやると、視野が狭くなってしまいます。

 

グーグルのように創造性を大切にする企業にとっては、大きな問題です。 

これを防ぐために、現在のプロジェクトとは関係のないことをやるわけですね。

 

世界中の秀才が集まる企業がやっているとなると、

マネする価値はあるのではないでしょうか?

 

ぜひとも、参考にしてもらえればと思います。

 

それでは。

 

リンク

科学的な適職

科学的な適職

 

 

ニートの親に言いたいことがある【結論:ニート問題は〇〇が悪い】

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どうも、ひまごです。

ニートして2年、大阪でサラリーマンをやっています。

 

今日は、ニートの親に言いたいことがあります。

 

最後まで読んでもらえると嬉しいです。

 

ぼくもかつてはニートでした

大卒で入った会社を8ヵ月で退職しました。

仕事が嫌でたまらず、大学院受験を言い訳に辞めました。

 

翌年の夏に受験本番を迎えました。不合格でした。

退職から8ヵ月が経過していました。

 

落ちた理由はシンプルです。

まともに勉強せずに本ばかり読んでいたからです。

 

このとき、ぼくは親の仕送りで暮らしていました。

一般的には大学院浪人という状態ですが、勉強はしていません。

つまりはニートです。

 

大学院を落ちて、これからどうするかを考えました。

親と相談して、教員免許取得のために浪人を延長しました。

 

結局は、教員免許の勉強もやめてしまいました。

最初はレポートを提出したりしていましたが。

 

さすがにぼくは落ち込みました。

やりたいことがわからない。

どうすればいいかわからない。

 

フリーターをしながらやりたいことを探そう。

どうにかして、絞り出した考えでした。

 

そのことを親に電話したら、ケンカになりました。

 

「まずは社会で実績を残しなさい。やりたいことはそれからだ」

と父に言われました。

 

「お願いだから、バカなことはやめて」

と母は泣いていました。

 

ぼくは親を恨みました。

どうして理解してくれないのか?

どうして最後まで話を聞いてくれないのか?

 

「実績がないくせに偉そうなことを言うな」 

ぼくは、親の言葉をこのように受け取りました。

そのころ、友人からも同じ内容を言われたばかりでした。

 

「あいつらを黙らせたい」

「実績さえあれば、あいつらを黙らせられるんだ」

 

ぼくはもう一度、就職することにしました。

 

若者がニートになる理由

あらためて振り返ると、本当に最低だなと思います。

親の気持ちなんて、まったく分かっていませんでした。

 

けれど、ニートの経験から分かったこともあります。

 

そのうちの一つが、若者がニートになる理由です。

結論から言うと「思い込み」です。

 

人間は思い込みに支配されます。

世間を知らない若い人は特にそうです。

 

「心からやりたいことを見つけて活躍したい」

 

ぼくがニートのときに思っていたことです。

やりたいことを見つけて活躍すれば、お金もたくさん稼げる。

そうすれば、結婚して作る家族や親の役にも立てる。

 

これが思い込みです。

やりたいことだからといって、活躍できるわけではありません。

家族や親の役に立つなら、さっさと就職した方が賢明です。

 

「自分がニートなのは親の育て方が悪いせいだ」

こういうことを、ニート本人から言われた方もいると思います。

自分の子供から言われれば、本当に傷つくと思います。

 

でも、これも思い込みなのです。

親の育て方が悪いのと、ニートになるのに関係はありません。

育て方が悪くても、ニートではない方はたくさんいますから。

 

ニートの親は悪くない

ニートの親は悪くありません。

働かない子供を養っているのだけでも、めちゃくちゃ偉いです。

 

「甘やかすから良くない」と言う人がいますが、全然わかっていませんね。

自分の子供が落ち込んでいたら、普通は優しくしてあげたいものです。

ぼくの子供がニートになったとしても、同じことをすると思います。

 

社会問題というのは社会に原因がある

それでは、やはりニート本人が悪いのでしょうか?

いいえ、ニート本人も悪くありません。

 

ニート問題の責任は、社会にあります。

 

たとえば、社会全体を工場、ニートを不良品としましょう。

※例えが悪いですがご理解ください

 

不良品が1〜2つなら、まあそういうことも起こるか、という感じです。

 

しかし、不良品があまりに多いとき、明らかに原因は工場にあります。

ニート問題もこれと同じなのです。

 

※評論家の岡田斗司夫さんのアイデアを引用しました

blog.livedoor.jp

 

ニート問題を解決するには?

結論からいうと、これといった答えはありません。

なぜなら、ニートは心の問題だからです。

 

心は機械ではありません。

こうすれば正解というのはないのです。

 

しかし、やらない方がいいことはあります。

それは「説得」です。

 

人間は他人から押し付けられた考えを拒否します。

特に若いニートは、他人にコントロールされるのを嫌います。

 

一見すると、ぼくは親の説得で就職したように見えますが、あれは偶然です。

 

人間は変わることができるか?

就職して1年間、ぼくは親を恨みました。

帰省時にも、仕事の話はしたくありませんでした。

 

でも、2年目から少しずつ変わっていきました。

 

自分がどれほど狭い世界にいたかを痛感しました。

思ったほど会社は怖くないことも知りました。

 

人間が一発で変わる方法はありません。

就職してからも親を恨むということは、中身は変わってないわけですから(笑)。

 

結局は、たくさんの小さな積み重ねが大切なのです。

人間が変わるには、どうしても時間がかかります。

ですが、 少しずつであれば変わっていくことができるのです。

 

ニートは死ぬべきか?【そもそも問いがおかしい】

 

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どうも、ひまごです。

ニートして2年、大阪でサラリーマンをやっています。

 

今日は、ニートは死ぬべきかについて。

結論は「死ぬべきではない」です。当たり前ですね。

 

そもそもなぜこんな問いが生まれるのか?

それは、いまの日本では役に立たないことが悪だからです。

 

コスパ」「生産性」という言葉をよく目にしますよね?

 これこそが、いまの日本人の頭のなかです。

 

できるだけ安く、できるだけ早く、できるだけ良いものが欲しい。

いつもそういうことを考えています。

 

だから、すぐに商品を届けてくれるAmazonは人気です。

Amazonでは、中古品を安く買うこともできますよね。

 

また、いまの日本人にとっては「役に立つ」のが正義です。

 

だから、役に立たない自然は切り開いて、ショッピングモールを作ります。

ペットを飼うのも、可愛いから=自分を満足させるからです。

 

この国では、働かない=役に立たないニートは悪なのです。

悪だと思っているから、「死ぬべきか?」なんて問いが出るわけです。

 

ニート自身が「死ぬべきか?」を問う理由

ニート自身が「ニートは死ぬべきか?」と考える場合もあります。

その原因は、思い通りにならない自分への自己嫌悪です。

 

「自分はもっと優秀なはずなのに」
「挑戦してみたいのにできない」
「こんな自分は死んだほうがいい」

 

と、自分を責めるのです。

 

ぼくがニートだったときも同じでした

優秀でない自分に価値はない。

昔のぼくもそう思っていました。

優秀でない人生なんてつまらないだろうと。

 

けれど、いまは違います。

普通の人生は素晴らしいと心の底から思います。

 

そう思うようになった決定打はありません。

長い時間をかけて、少しずつ変わっていきました。

 

変わるために、いろいろなことをしました。

たとえば、こんな感じです。

  • 得意でない科学の本を買って読んでみた
  • あまり行く機会がなかった美術館に足を運んでみた
  • 遠くの神社に行くのが良いと聞いて、日帰りで伊勢神宮に行ってみた

 

ダメ元で怪しい自己啓発セミナーに行ったりもしましたね。

さすがにありがたい壺は買わなかったですけど(笑)。

 

ニートは役に立つ

いまの日本人は、短期的で直接的なメリットばかりを重視します。

そういう人たちにとっては、これからもニートは役に立たない存在でしょう。

 

けれども、長期的に考えれば、ニートの経験はかならず役に立ちます。

 

たとえば、人が変わるには時間がかかることを学びました。

言い換えれば、時間はかかるけれど、人は変わることも学んだわけです。

 

ニートのときに死ななくて良かったな。

いまではそう思っています。

 

それでは。

 

関連リンク

 

ニートは社会を変えるかもしれない【天才の共通点】

 

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どうも、ひまごです。

ニートして2年、大阪でサラリーマンをやっています。

 

今日は、ニートが社会を変える可能性について。

 

社会不適合者は悪くない

ニートはよく「社会不適合者」と言われます。

社会不適合者は、学校や会社にミスマッチな人を指すことが多いですね。

 

社会不適合者という言葉を知っている人は、

おそらく学校や会社で辛い経験をした人でしょう。

 

「自分は社会不適合者かもしれない…」

と、いまでも悩んでいる人も多いと思います。

 

結論から言うと、学校や会社が辛いのはあなたのせいではないです。

 

学校や会社など「社会」ができた理由を考えれば分かります。

 

社会は人がより良く暮らすためのもの

原始時代、もともと人間は個人で暮らしていました。

集まって生活しても家族くらいの人数でした。

しかし、あるとき気づくのです。

 

「もっと大勢の人で協力した方が効率いいんじゃね?」

 

そこではじめて「社会」が生まれたわけです。

もちろん、学校や会社もより良く生きるために作られました。

 

しかし、現状は「より良く生きるためのもの」になっていませんよね?

より良く生きるどころか、そこで精神を病み、命を落とす人もたくさんいます。

 

なぜ、こういうことになったのでしょうか?

 

日本の会社や学校は時代遅れ

結論から言うと、会社や学校が時代の変化に追いついていないからです。

 

時代によって、人間の価値観は大きく変わります。

なのに、いまの学校や会社の価値観は昔のままなのです。 

 

もともと、日本の学校は軍隊教育のために作られました。

子どもたちを一人前の軍人にするためです。

 

軍隊ではルールを守ることが大切です。

 

だから、日本の学校は「ルールを守る」「言われたことをやる」人を育てます。

いまでも、それは変わりませんね。

 

日本の会社も同じように時代遅れです。

いまは多くの人が、仕事に「意味」「やりがい」を求めています。

 

けれども、いまだに多くの会社は「お金」という物差しでしか、

仕事を考えていません。

 

社会不適合者は悪くありません。悪いのは学校や会社の方です。

 

連日、学校や会社で自殺した方々のニュースが流れます。

学校や会社のせいで、たくさんの人が苦しんでいるわけです。

 

どう考えたって、おかしいですよね?

明らかに社会の方が間違っている何よりの証拠です。

 

時代を変えた人は、つねに社会不適合者だった

社会不適合者は、社会の間違え(=問題)に気づき、それを変えてきました。

 

アインシュタインは学校の成績が悪く、

「たいした人間になるまい」「何のとりえもない」

と言われてきたことで有名です。

 

ジョブズは大学をドロップアウトしました。

サラリーマン時代には、仕事中に失踪してインドを放浪しています。

 

社会を変えた偉人に、こういうエピソードがあるのは偶然ではないのです。

 

なぜ彼らは時代を変えることができたか?

答えは、彼らが自分に正直だったからです。

シンプルに言うと、わがままだったからです。

 

過去に山口周さんはこうツイートしています。

 

あなたにも、好きなこと、やりたいこと、こだわりがあると思います。

それを思いっきり貫いてください。

 

才能を活かすためにすべきこと

答えは、とにかく何かをやることです。

 

頭のなかにアイデアがあっても、現実にできなければ意味はありません。

 

とにかくいろんなことに挑戦しましょう。

100回空振りしても、1回ホームランを打てばいいのです。

 

天才のもう一つの共通点

人間は環境に大きく影響されます。

 

しかし、天才は環境を選びません。

 

「そんなことない。ジョブズだって、ウォズニアックと出会ったから

成功できたんじゃないか」という人もいるでしょう。

 

こういう人は重要なことを見落としています。

 

ジョブズはウォズニアックと出会ったから、成功したのではありません。

準備ができた状態で出会ったから、成功したのです。

 

ジョブズはビジネス以外にもたくさん興味がありました。

 

そのうちの一つがカリグラフィーです。

 

カリグラフィーとは、西洋や中東などにおける、文字を美しく見せるための手法です。

ジョブズは大学のときにこれを学びました。

 

ジョブズのカリグラフィーの知識が、Macの誕生に不可欠だったことは有名です。

 

何かを変えたいなら、今すぐに行動しましょう。

会社にぶら下がって不満を言うほど、ダサいことはないです。

 

いま夢中になっているものがあるなら、ぜひそれを続けてください。

好きといってもまあまあかな?くらいのものでもいいと思います。

 

自分の興味を追究してください。

 

それでは。

 

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